

1944年に登場した日本海軍待望の新戦闘機、紫電改です。正式名を紫電21型、米国ではNIK2-J
Georgeといいます。日本ではじめて開発された2000馬力級のエンジン”誉”を搭載した水上戦闘機”強風”から改造された”紫電”を低翼にした機体。局地戦闘機として開発されましたが、烈風の開発の遅れから艦上戦闘機としても主力機となることが決まっていました。
速度、上昇力も向上していますが、自動空戦フラップ(最近のF18Eあたりに採用され話題となったが既にこんな頃に実用化されていたのですね。)を採用し、ゼロ戦並みの格闘戦能力を維持しながら、ゼロ戦の弱点であった防弾の弱さを改善し強力な武装を装備しえたところに価値がありました。
主に米国海軍のF6FやF4Uを相手に圧倒的な強みを発揮しましたが、精密機械のようなエンジンは終戦間直で生産能力の低下していた日本の工業力にとっては負担が大きく不良品の発生から、稼働率が上がらず十分な能力が発揮できなかったようです。